東京都江戸川区の名門・関東第一高校野球部が、全国から大きな注目を集めています。
その理由は、なんと現在、女子マネージャーが18人も在籍しているからです。
107回全国高校野球選手権では東京対決となり第2試合で関東第一対日大三校の試合が行われて
そこで注目されたのがアルプススタンドから声援を送った18人の女子マネージャーの姿があったという。
関東第一の女子マネージャー18人の理由とは

マネージャーの人数制限を設ける高校は少なくない。なぜなら人数が少ない方が動きやすいというメリットがあるからだそうです。
それなのに関東第一の監督である米沢貴光さんはなぜ女子マネージャーを増やすのか?
「本当は断ることもできたのですが、それは僕はしないので。マネージャーになりたくて希望して入って消えくれたので全員お預かりします。マネージャーも部員なので」
とくるものを拒まずの考えを語っていました。
その結果、関東第一では全国でも珍しい「18人体制」という大所帯が生まれました。
関東第一の女子マネージャーの学年別の人数

学年別のマネージャー人数
- 3年生:5人
- 2年生:3人
- 1年生:10人
合計18人という大所帯。甲子園常連校の中でも、この人数は異例の規模です。
人気の高さ!1年生は20人以上の希望者
この1年生が10人もいるのには理由があり、昨年の夏の大会で準優勝になったことでさらに注目が高まったとされています。
特に今年の1年生は、20人以上が「マネージャーになりたい」と志望。
最終的に残った10人が正式に活動を続けています。これだけ希望が集まるのは、関東第一の「チーム全体で勝利を目指す姿勢」に共感する生徒が多いからといわれています。
関東第一の女子マネージャーたちの具体的な役割

人数が多いからこそ、役割も細かく分担されています。
- スコア係:投球数や打撃内容を細かく記録
- 備品係:ボール、ユニフォーム、ドリンクの準備
- 体調サポート係:氷嚢やドリンクで選手のケア
- 情報共有係:監督やコーチ、選手との連絡調整
中には「パソコンでデータをまとめ、対戦相手の研究を手伝う」など、マネージャー以上の役割を果たしている生徒もいます。
関東第一の女子マネージャーの心温まるエピソード

- 公式戦の前日、18人が一列に並んで選手のユニフォームを手洗いし、
「みんなで勝とうね」と声をかけ合った。 - 夏の暑さで選手がバテ気味の時、マネージャー同士で氷や飲み物を手分けして準備。
選手から「俺らが頑張れるのはマネージャーのおかげ」と感謝された。 - 遠征バスではマネージャーたちが自作の応援ノートを配布。
「試合で苦しい時に見てほしい」と、手書きの応援メッセージを添えていた。
こうしたサポートが、選手たちの精神的な支えにもなっているようですね。
まとめ
関東第一高校野球部は、全国でも珍しい女子マネージャー18人体制。
米沢監督の「希望者全員を受け入れる」という方針と、生徒たちの情熱が合わさって実現した大所帯です。
選手の背後には、18人のマネージャーが一丸となって支えている。
このチーム力こそ、関東第一が強豪校であり続ける理由の一つといえるでしょう。
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