宇佐美大輔さんは、1979年3月29日生まれ、秋田県横手市出身の元男子バレーボール選手です。
184cm、84kgのセッターで、2008年北京オリンピックでは日本代表の一員としてプレー代表主将も務め、
チームを引っ張るリーダーシップを発揮しました。
引退後は指導者の道へ。2014年に母校の雄物川高等学校男子バレーボール部の監督に就任し、後進の育成に注力してきました。
目次
元日本代表の宇佐美大輔が体罰!発覚までの流れ

5月上旬頃
練習中のミスを理由に、宇佐美大輔さんが部員に対して体罰や暴言を始めた可能性がある、という部員の証言があります。
9月下旬
被害を訴える部員が学校を休むようになり、保護者から学校に相談がなされた。
学校側もこの時期に体罰の存在を把握し始めたとされている。
9月30日
寮を飛び出した部員がいたことなども含め、「知人の息子が耐えかねて寮を飛び出した」との情報が協会に寄せられた。
10月2日
宇佐美大輔さんが指導を外れ、自宅待機に入る。
10月4日
秋田県バレーボール協会の倫理委員会が開かれ、学校の調査報告を事実として認めています。
10月6日
協会が宇佐美大輔さんに対して
「1年間の謹慎処分」を発表、
これで体罰を認定しました。
宇佐美大輔が体罰で明らかになっている具体的証言・場所・時期

1. 5月上旬ごろ、体育教官室前でノート提出時の体罰
- 5月上旬ごろ、被害部員が練習ノートを「体育教官室」に提出しに行った際、監督が提出場所を間違っていると指摘し、その場で履いていた靴で頭を叩いたという証言があります。
- この証言においては、「体育教官室にノート提出に来た部員」がターゲットになったという点が特定されています。
2. 5月上旬以降〜日常的な練習中での暴行・暴言
- 「5月上旬ごろから練習でミスをしたなどの理由で、殴る・蹴る等の暴力行為が何度も行われた」「暴言も頻繁にあった」とする複数の部員証言が記載されています。
- つまり、5月上旬を起点として、通常の練習中にミスを理由に体罰を行うシーンが「日常的に」あったとされる証言が報じられています。
3. 部員が学校を休み始めた時期・発覚の契機
- 9月下旬ごろ、被害を訴える部員が学校を休み始め、保護者から学校側に相談が入った点が、事実を掘り起こすきっかけとなったと報じられています。
- この時期は、体罰がもう耐えられないレベルになっていた、という証言が複数ある点も指摘されています。
雄物川高校とは

秋田県立雄物川高等学校 の場所
〒013-0205 秋田県横手市雄物川町今宿猯袋125にあります。
- 設立:
元々は「沼館高等学校」として定時制で始まり、昭和26年に沼館高校として創立。昭和50年に現在の校名「雄物川高等学校」に改称。令和3年で創立70周年を迎える。 - 校訓・校章:
校章は「舘」の形をモチーフに「高」の字をあしらい、両側に羽根を配したデザイン。
「希望」「若さ」「情熱」「平和」を表す意図が込められている。 - 偏差値:43です。
バレーボール部の実績
男子バレーボール部は「春の高校バレー(春高バレー)」の全国高等学校選手権で秋田県代表として出場が長く続いている常連校。
秋田県高校総体の男子バレー競技でも何度も優勝しており、県内では強豪のひとつとみなされている。
若手選手の育成に定評があるとの報道もある。実績を重ねる中で、全国大会での勝利経験もあり、生徒に対する期待が大きい学校です。
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