「え、なんで私たちだけ高いの?」
2026年1月、大阪・難波の人気家系ラーメン店
**「王道家直系 我道家 OSAKA店」**で起きた“二重価格トラブル”が、SNSとテレビで一気に拡散しました。
訪日外国人観光客向けに導入された価格設定が、中国人観光客との衝突を招き、
ついには「警察沙汰寸前」とまで報じられる事態に。
この騒動は、単なるラーメン店の話ではなく、
インバウンド時代の日本が抱える“ある問題”を浮き彫りにしています。
券売機で言語を選んだら、値段が2倍に?

問題の店では、券売機の最初に言語選択画面が表示されます。
- 日本語を選択 → ラーメン約1,000円
- 英語(外国語)を選択 → 約2,000円前後
店側は「外国人向けは味付けや具材を変えた特別仕様の別メニュー」と説明していますが、
見た目はほぼ同じラーメン。
この価格差に気づいた中国人観光客は
「同じものなのに高すぎる」「メニューが違う」と不満を訴えました。
二重価格表示で返金要求

説明がうまく伝わらず、やり取りはヒートアップ。
観光客側は差額の返金を要求し、
店側は「最初から表示している」「別商品だ」と主張。
報道によると、
一時は警察を呼ぶ可能性もあったといいます。
最終的には大きなトラブルにはならず収まりましたが、
この出来事はテレビ朝日の「グッド!モーニング」でも報道され、一気に全国へ拡散しました。
二重価格表示騒動で「中国人出入り禁止」発言でさらに炎上

騒動のさなか、店側がSNSで
「中国人客とのトラブルが多く、出入り禁止を検討している」
と受け取られる発言をしたことも、炎上に拍車をかけました。
後に店側は
「実際に出禁にしたわけではない」
と訂正しています。
しかしネット上では
「価格の問題ではなく、差別では?」
という声も広がる結果に。
二重価格を導入した理由

店主は、二重価格導入の理由として次の点を挙げています。
- 外国人対応の言語・接客リスク
- 味付け・具材変更などの追加コスト
- 円安による訪日客急増
- 原材料費・人件費の高騰
一律で値上げすると、
地元の常連客が離れてしまうという事情もあったといいます。
二重価格表示で専門家の意見

「外国人料金は必ずトラブルになる」
観光の専門家からは、こんな厳しい意見も。
「外国人料金は、不公平感を生みやすく、長期的には破綻する」
代案として挙げられるのが、
「居住者割引」方式。
定価を上げ、日本在住者に割引を適用する形なら、
差別感を減らせると指摘されています。
実際、姫路城でも検討された
「外国人4倍料金案」は、混乱を理由に見送られました。
二重価格表示この騒動の本当の問題
今回の出来事は、
「ラーメンが高い・安い」という話ではありません。
- 観光立国としての価格の考え方
- 文化や価値観の違い
- サービスの“見えないコスト”をどう伝えるか
日本が今、避けて通れないテーマが凝縮されています。
これから増える?二重価格の行方
現時点で、二重価格を導入する飲食店は少数派です。
しかし、
円安・インバウンド増加・物価高が続けば、
同様の動きが観光地で増える可能性も否定できません。
訪日観光客にとっても、
「メニュー表示をよく確認する」ことが、
これまで以上に重要になりそうです。
まとめ
- 大阪の人気ラーメン店で二重価格トラブル
- 言語選択で価格が約2倍に
- 中国人観光客が返金要求
- 賛否が分かれ、社会問題化
- インバウンド時代の課題が浮き彫りに

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