野口健とホリエモンのXバトルがネットで大炎上!
2025年10月17日、登山家の野口健さんと実業家の堀江貴文(ホリエモン)さんの間で交わされたX上のやりとりが話題となり、大きな炎上騒動へと発展しました。
今回のきっかけは、野口健さんが投稿した「日本の土地が外国人に買われすぎている。新たな法整備が必要だ」という内容のポストです。
国土保全や安全保障の観点から、外国資本による土地買収の規制を求める意見でした。
野口健の投稿にホリエモンが「じゃあお前が買えよ」

野口健さんの投稿に対し、ホリエモンさんはシンプルに「笑。じゃあお前が買えよ。」とリプライ。
このコメントは、問題提起に対して「個人として買って守ればいいじゃないか」という、皮肉を含んだ発言と受け止められました。
しかし、この一言が大きな反発を招き、X上のコメント欄には多くのユーザーが殺到。
議論が激しく交わされる炎上状態になりました。
ホリエモンの投稿に対しユーザーがブーメラン投稿
特に注目を集めたのが、ユーザーたちによる「じゃあ自力でロケット作れよ」という返しです。
ホリエモンさんは民間宇宙開発に取り組み、ロケット打ち上げ事業で知られていますが、実際には多くの企業・技術者・支援者が関わっており、彼自身も公的な枠組みや制度の中で活動してきました。
このため、「自分でやれ」というホリエモンの発言に対して「あなたも一人でやってるわけじゃないでしょ」というブーメラン的なツッコミが相次ぎ、瞬く間に拡散されました。
野口健とホリエモン炎上の背景

野口健さんが問題提起した「外国資本による土地買収問題」は、近年、日本でも注目が高まっているテーマです。
特に水源地や防衛施設周辺の土地を外国企業・団体が購入するケースが増え、政府でも規制強化の議論が進んでいます。
一方のホリエモンさんは、これまでも政治・社会問題に対して短く挑発的なコメントをすることで注目を集めるスタイルが知られています。
今回の「じゃあお前が買えよ」も、その文脈で発せられた一言でした。
野口健とホリエモン炎上でX(旧Twitter)上の主な反応





さらに議論はエスカレートし、「土地は国家として守るべきか、民間で対応すべきか」という安全保障の話や、
「ロケット開発も個人じゃなく制度と協力が必要だったじゃないか」といった国家と民間の役割論へと広がりました。
本来は土地規制の是非を巡る真面目な話題でしたが、ホリエモンさんの発言をきっかけに議論の軸がずれ、SNS特有の煽り合い・ブーメラン合戦に発展していった形です。
野口健のポストからの流れ





まとめ
今回の炎上は、社会問題に対する意見と、それを煽るコメントがぶつかり合ったことで、議論の論点が次々とずれていった典型的なSNS炎上のケースでした。
野口健さんの主張は土地の外国資本買収への危機感、ホリエモンさんの発言は「行動で示せ」というスタンスですが、両者の議論はかみ合わず、結果的に多くのユーザーを巻き込んだ大論争となりました。
SNS上では短い言葉が拡散しやすく、文脈や意図が省略されることで炎上しやすい構造があります。
今回の事例も、まさにその象徴的なケースといえるでしょう。
コメント