人気漫画家・イラストレーターの江口寿史先生の作品を巡り、ある広告に「パクリ疑惑」が浮上し、SNSで大きな波紋を呼んでいます。
今回の件では、単なるトレースを超えた「デジタル抽出」による無断利用の可能性が指摘されており、ネット上で議論が白熱しています。
江口寿史のパクリ広告で自分の横顔に驚き

今回の騒動の中で注目を集めた投稿のひとつに、
「(わたしの横顔が、知らないうちに大きく荻窪に……!?)」という声がありました。
この投稿者は金井球(かない きゅう)さん。
広告に自身の横顔が無断で使われている可能性に気付き、問い合わせを行ったところ、広告側から直接連絡があり、事態が進展したと報告しています。
金井さんは「嫌いな食べ物」や「愛用しているお風呂用洗剤」があるなど、SNS上でもユーモラスな自己紹介をしており、投稿の内容と人柄が相まって話題となりました。
江口寿史の広告がXで話題になった投稿内容

事の発端となったのは、X(旧Twitter)でのあるユーザーの指摘でした
「江口寿史先生の無断トレース知覚の件、これ、トレースとかってレベルじゃない可能性あるのか。
後ろの柱の茶色が髪の毛になっちゃってる。
これもうなんかデジタル的な手法で抽出しただけで、描いてすらない可能性もあるのか。」
この投稿が拡散され、比較画像や広告の検証が各所で進められています。
江口寿史とは

江口寿史(えぐち ひさし)先生は、1980年代に『ストップ!! ひばりくん!』で人気を博した漫画家・イラストレーターです。
繊細な線とポップな色使いが特徴で、広告やCDジャケットなど、幅広いジャンルで活躍しています。
その独特のタッチは多くのファンを持ち、広告業界でも強い影響力を持つ存在です。

江口寿史の問題となったパクリ広告

炎上の原因となっているのは、とある広告で使用されたイラスト。
一見するとオリジナルのように見えますが、よく見ると江口先生の作品構図・色彩・線の流れが極めて酷似しています。
特に注目されているのは次の点です。
・背景の「柱」の色が、そのまま人物の髪色に変換されている
・線のタッチが手描きというより、画像処理ツールで輪郭を抽出したような印象
・細部の歪みや色変化が「抽出+塗り替え」に近い
こうした特徴から、ネット上では「これはトレースじゃなくて画像抽出では?」という声が相次いでいます。
江口寿史のパクリ広告をみたネットの反応

この件について、Xや各種掲示板では多くのユーザーが反応しています👇
- 「これはさすがにやり方が雑すぎる…」
- 「髪の毛が背景の柱の色って、完全に抽出でしょ」
- 「広告として出すのはアウトでは?」
- 「江口先生の作品がこういう形で使われるのはショック」
一方で、「断定するには元画像の比較が必要」とする冷静な意見もあり、検証が続いている状況です。
江口寿史のXでの投稿

江口寿史のパクリ広告!今後の展開
現時点(2025年10月4日)では、公式な声明や法的対応は確認されていませんが、SNS上での注目度は非常に高まっています。
まとめ
今回の「江口寿史パクリ広告」炎上騒動は、従来のトレース問題を超え、デジタル技術を悪用した“抽出”の可能性が指摘されている点が特徴です。
さらに、金井球さんのように「自分の横顔が広告に使われていた」というケースも明らかになり、問題は個人レベルにも及んでいるようです。
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